春風や まりを投げたき 草の原
上野恩賜公園は今年、上野恩賜公園開園式典130周年を迎えました。
130周年記念事業の一環として、台東区では、正岡子規の句碑を、東京都による上野恩賜公園野球場の改修にあわせて、設置しました。
句碑には、正岡子規の野球に対する思いを表した句 「春風やまりを投げたき草の原」 が刻まれています。
また、同野球場の愛称が、東京都の協力により「正岡子規記念球場」となりました。
平成23(2011)年、テレビアニメ「サザエさん」の春期オープニングにおいて、東京の今昔を紹介する中にこの句碑も登場しました。サザエさんが句碑の左脇で、球場から出てきたボールを拾っています。
【解説】
野球が好きだった子規が、大学予備門の仲間達と上野公園で野球をしていた頃に詠まれた句。(明治23年)
【所在】
東京都台東区上野公園5-20
JR上野駅公園口より上野公園方面へ歩き、東京文化会館先を左折。
正岡子規記念球場東側。
掲載されている正岡子規の句碑は、全て白田石材店で施工させていただきました。 ※正岡子規の句碑は、台東区内に現在15句碑あります。当サイトに掲載されていない情報は下記をご参照ください。
正岡子規句碑文学散歩(上野観光連盟サイトより) 正岡子規について(上野観光連盟サイトより)