観音で 雨に逢ひけり 花盛
江戸時代、今の浅草寺本堂の西北一帯は、俗に「奥山」と呼ばれ、 江戸随一の盛り場でした。
明治以後、その賑わいは浅草寺西側の浅草公園六区へと移り、現在は「新奥山」として整備され、諸碑が建立されています。
その石碑群の中に子規の句碑 「観音で 雨に逢ひけり 花盛」があります。
【解説】
当時、浅草寺浅草観音は多くの参詣者で賑わい、そこに咲き誇る花々の情緒が詠まれた句。
【所在】
東京都台東区浅草2-31-8
【背面碑文】
平成十三年九月十九日
正岡子規没後百年記念
台東区俳句人連盟
川風会
若草会
建立
東京メトロ銀座線または都営浅草線、東武伊勢崎線浅草駅下車。
浅草寺本堂の左奥五重塔の先の堀の中。
掲載されている正岡子規の句碑は、全て白田石材店で施工させていただきました。 ※正岡子規の句碑は、台東区内に現在15句碑あります。当サイトに掲載されていない情報は下記をご参照ください。
正岡子規句碑文学散歩(上野観光連盟サイトより) 正岡子規について(上野観光連盟サイトより)