正岡子規の句碑めぐり

句碑詳細情報

御行の松不動尊

薄緑  お行の松は  霞みけり

御行の松不動尊は、西蔵院の境外「不動堂」の境内にあります。
江戸時代から人々に親しまれてきた「御行の松」。 江戸名所図絵や広重の錦絵にも描かれ、江戸名松の一つに数えられた松です。
樋口一葉の作品「琴の音」や子規の俳句の題材にもなりました。 現在は三代目ですが、その初代がここに祀られています。 不動尊なのは、初代の木の一部で不動明王を彫り、それを祀っているからです。
句碑は、御行の松のすぐ側にあり「薄緑 御行の松は 霞みけり」と当時の風景を詠まれています。

御行の松不動尊の句碑

【解説】
大正時代の頃には、遠くからでも良く見えた松も今は三代目。
その松の明治時代の風景が詠まれた句。

【所在】
東京都台東区根岸4-9-5

【背面碑文】
平成十三年九月十九日
正岡子規没後百年記念
台東区俳句人連盟蕣俳句会
建立

JR鶯谷駅南口を出て左、跨線橋を下ると言問通りへ。
通りを渡り右折すると左側に要伝寺。
そこを左折し直進約300m進み右側。

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白田石材店施工の句碑 白田石材店施工の句碑

掲載されている正岡子規の句碑は、全て白田石材店で施工させていただきました。 ※正岡子規の句碑は、台東区内に現在15句碑あります。当サイトに掲載されていない情報は下記をご参照ください。

正岡子規句碑文学散歩(上野観光連盟サイトより) 正岡子規について(上野観光連盟サイトより)
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