雀より 鶯多き 根岸かな
根岸の里は、江戸時代上野の山の北東にあたる一帯のことを指し 静かな田園が広がり、文人墨客の集う風雅な土地として知られていました。
現在で表すと台東区根岸から荒川区の東日暮里付近です。
正岡子規も明治27年から明治35年34歳で亡くなるまでこの地に住みました。
根岸小学校前に根岸の里を歌った句碑「雀より 鶯多き 根岸かな」が立っています
【解説】
当時のこの辺りは民家も少なく、多くの鶯が生息していたことから「鶯の里」と呼ばれ、その風景が詠まれた句。
【所在】
東京都台東区根岸3-9-8
【背面碑文】
平成十三年九月十九日
正岡子規没後百年記念
台東区俳句人連盟 根岸の里俳句会 建立
JR鶯谷駅北口を出て、言問通りを渡り直進。
約50m程行った右側。 根岸小学校入口横。
掲載されている正岡子規の句碑は、全て白田石材店で施工させていただきました。 ※正岡子規の句碑は、台東区内に現在15句碑あります。当サイトに掲載されていない情報は下記をご参照ください。
正岡子規句碑文学散歩(上野観光連盟サイトより) 正岡子規について(上野観光連盟サイトより)