寺院のご案内

白雲山 金龍寺はく・うん・ざん きん・りゅう・じ

都会の中心でありながら
自然あふれる寺院です。

白雲山金龍寺は、慶長16年(1611年)南伝宗涌禅師が神君家康公の長女にして奥平信昌室で開基である盛徳院亀姫に懇請され開山始祖となりました。
当初、八丁堀に創建されましたが、御用地と相成ったため、寛永12年(1635)現在地に移建されました。
この他の由緒は、古来より度々火災に遭い書物を焼失し不明でありますが、草創以来、約400年の長きに渡って法統を灯し続けている禅宗寺院です。

参道に面した本堂には、本尊十一面観音、達磨大師、開山像等が安置されています。
懐かしさ感じる木造本堂と清涼感溢れる緑深き庭園が都内とは思えない静けさを保っています。
細工を施した扁額には山号である白雲山が刻まれています。

境内には、東京都指定旧跡になっている荷田在満墓があります。

荷田在満墓

江戸時代中期の国学者で、本姓は羽倉氏、字は持之、号を仁良斎と言います。通称は東之進、在満はその名です。
京都伏見の稲荷神社の神官荷田信詮の三男高惟の長男として京都に生まれました。
徳川吉宗の次男で有職故実の研究者として知られた田安宗武に仕え、有職故実の調査に従事しました。
宝暦元年(1751)8月4日45歳で死去し、臨済宗京都妙心寺派の金龍寺に葬られました。
著書には「大嘗会便蒙御咎顛末」「令三弁」「本朝度制略考」「羽倉考」擬古文学に「白猿物語」「落合物語」があります。

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寺院詳細

正式名称 白雲山 金龍寺(はく・うん・ざん きん・りゅう・じ)
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 十一面観音
本山 京都花園妙心寺
創建本山 慶長16年(1611年)
開基 奥平信昌公夫人盛徳院(徳川家康公長女亀姫)
住所 東京都台東区寿2-10-4  詳細地図(google MAP)はこちら
施設 本堂、休憩室、永代供養墓、駐車場
史跡 国学者荷田在満(かだありまろ)墓
国学者荷田御風(かだのりがぜ)墓
女性歌人荷田蒼生子(かだたみこ)墓
アクセス 東京メトロ銀座線「田原町駅」より徒歩3分
白雲山 金龍寺イメージ 白雲山 金龍寺 永代供養墓のご案内はこちら

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